ひいろのブログ

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座り続けると寿命が縮む?予防法を紹介

座りすぎは病気の元

今回は長時間イスに座り続けることの危険性について書いていきます。

ずっと座っていると足は痺れてきて、肩も凝ってきますよね。

座りすぎが健康に良くないということは多くの人が知っていると思いますし、WHOも世界で年間約200万人が座りすぎが要因で死亡していると発表しています。

最近では座りすぎは『第二の喫煙』と呼ばれることも。

しかし、実際どれくらい座り続けると健康に害を及ぼすのか、どれくらいの害があるのかについて知っている人は少ないと思います。

そこで今回は座りすぎの危険性について詳しく書いていきます。さっそくみていきましょう。

 

座りすぎで病気のリスクが上がる?

座りすぎで病気のリスクが上がる

第二の心臓と呼ばれる部位がどこか知ってますか?ふくらはぎです。ふくらはぎは下半身に送り込まれた血液を心臓に押し戻すポンプの役割を果たしています。

しかし、座っている間は脚の筋肉がほとんど使われないので、ふくらはぎの血液を送り出す機能も低下してしまい、血液循環が悪くなってしまいます

その結果血液がドロドロになってしまい、あらゆる血管トラブルの元となる血栓ができやすくなります

これが座りすぎが健康に悪い理由です。

長時間座り続けると肥満や糖尿病のリスクが高まることは前から言われていましたが、最近の研究結果によると、高血圧症や心筋梗塞、脳梗塞、ガンなども誘発し、死亡リスクをあげることが判明しました。

早稲田大学スポーツ科学学術員の岡浩一郎教授によると、がんの場合座っている時間が長いほどリスクが高くなり、特に大腸がんと乳がんでこの傾向が顕著であるようです。座りすぎによって、大腸がんは30%、乳がんは17%も罹患リスクが高まってしまいます。

また、オーストラリアの研究機関が座位時間と総死亡リスクについて調査したところ、1日の総座位時間が4時間未満の人に比べて、8〜11時間の人は15%増、11時間以上の人は40%も増えるということが判明しました。

しかもこの死亡リスクは運動習慣によって相殺することはできないものです。

つまり少しでも死亡リスクを減らしたいなら、運動時間を増やすよりも座位時間を減らす方が良いということですね。

日本人は世界で一番座っている

日本人は座りすぎ

シドニー大学が各国の成人の平均総座位時間を調べたところ、なんと日本がトップということが判明しました。その数値はなんと7時間。罹患リスクが高まると言われている8時間に近い数字になっています。

さらに岡浩一郎教授が40〜64歳の日本人の座位時間を調査したところ、その平均はなんと8〜9時間。

どちらのデータを見ても日本人は座りすぎだということが分かります。

ちなみに2位はサウジアラビアらしいです。少し意外ですね。 

 

座りすぎを予防するには?

座りすぎの予防法

座りすぎを防止する方法ですが、スタンディングディスクを使うというのが1つの手です。

スタンディングディスクというのは普通の机よりも高くなっていて、立ちながら作業ができるという机です。

バス運転手が車掌に比べて3倍死亡リスクが高いことからいち早く座りすぎの危険性に気付いていたイギリスでは、多くのオフィスでスタンディングデスクが採用されています。

また、座りすぎが健康に悪いというのは下半身が動かないことによる血液循環の悪化が原因であるため、連続で座り続けないということも大切です。

勉強や作業で長時間座る時は30分〜60分ごとに立ち上がって休憩するようにしましょう。

ちょうど人間の集中力が続く時間もそれくらいなので一石二鳥です。

休憩の時間は30分座ったなら3分60分座ったなら5分程度を目安にしましょう。

運転手の仕事だったり、長いテストでどうしても座り続けなかればならないときは、座りながらでもできる運動をすると良きです。

例えば、かかとを上げ下げしたり、足をあげてまっすぐ伸ばしたりするといった運動が効果的です。