ひいろのブログ

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子供に怒鳴るのはダメ?意味がないどころか悪影響まで

子供の叱り方で怒鳴るのはNG

今回は怒鳴るという行為が子供に与える影響について解説していきたいと思います。

子育てをしていると、つい大きな声で子供を叱ってしまうことがありますよね。

確かに怒鳴ると子供は言うことを聞いてくれるようになるかもしれません。

しかし子供は怒鳴られると、その行為が悪いからではなく、怒鳴られるのが嫌だからその行為をしなくなってしまいます。

これでは子供の考える能力が育ちません。

これ以外にも、怒鳴ることによる子供への悪影響は科学的にいくつも証明されています。

それではさっそく見ていきましょう。

 

 

子供を怒鳴るのは逆効果

子供を怒鳴るのはダメ

怒鳴るという行為が子供に与える影響について、ピッツバーグ大学が研究しています。

1歳から2歳の子供を持つ1000組の家族を対象に調査を行いました。すると、怒鳴られる機会が多い子供には、青年期にうつ症状や問題行動が観察されました

怒鳴るという行為は短期的には有効かもしれません。しかし、長期的に見ると子供は逆にいうことを聞かないように育ってしまうのです。

逆に普段から温厚な態度で子供に接していると、たまに怒鳴られたとしても、その悪影響は最小限に抑えられるということも分かっています。

学校の先生って基本的に怒鳴りますよね。だから怒鳴るという行為は先生に任せて、親は優しく論理的に子供に接してあげるようにしましょう。

 

怒鳴ることが子供の脳に与える影響

子供を怒鳴るということ

怒鳴るという行為の影響が、子供の脳にも現れていることが最近の研究で分かりました。

ハーバード大学の研究によると、怒鳴るという行為が子供の脳構造に永久的なダメージを与えるとされています。

家庭環境が悪く精神的な問題を抱えている子供50人以上と、一般的な子供の脳を比較したところ、脳のある部分が異常に収縮していました。

それは脳梁と呼ばれる部分です。

脳梁は脳の右脳と左脳を繋げる役割を担っており、ここが収縮すると、性格や感情、気分が不安定になったり、集中力が低くなってしまいます

脳梁の収縮によって、先ほどのピッツバーグ大学の研究結果のようなことになるのかもしれませんね。

 

なぜ人は怒鳴ってしまうのか?

怒鳴るという行為はストレスやイライラが溜まっている時にそれを発散するために行う行為です。

自分あるいは他人が怒鳴った時のことを思い出して見てください。

怒鳴った理由は、相手に本当に腹を立てていたからではなく、その時の精神状態が関係しているはずです。

怒鳴らないようにするためには、そういうイライラした気分の時は、できるだけ子供との接触を避けるといいかもしれません。

子供のしたことが些細なものでも許せず 、つい怒鳴ってしまうかもしれません。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

怒鳴るという行為は説得力を上げることに役立たないどころか、相手の脳にダメージを与えてしまいます。

子育てにおいて絶対に怒鳴らないというのは難しいかもしれませんが、できるだけその回数が減らせるように、自分も工夫をするように心掛けましょう。