トエリのブログ

東大生トエリです。個人的に興味のある記事を書いていきます。

クルド人の特徴

最近埼玉県でのクルド人いじめ問題が話題になっていますね。

今回のニュースでクルド人という単語を初めて聞いたよという人も多いと思います。

そこで今回はクルド人の特徴について一緒に見て行きましょう!

 

 

クルド人とは?

イラン系の山岳民族グループで人口は2500万人〜3000万人。トルコ・イラク北部・イランシリア北東部等、中東の各国にまで広い範囲に居住しており、独自の国家を持たない世界で一番大きな民族集団と言われています。

この居住区域は『クルディアン』と呼ばれることもあります。

これだけの人数が国を持たずに生活しているって凄いことですよね。何かわけがあるんでしょうか?

 

独自の国家は持ちませんが、クルド語という独自の言語は持っています。

このクルド語は西イラン語群に属する言語で、この他にはペルシア語やダリー語、ザザ=ゴラニ語などがこれに属します。

 

クルド人の歴史

先ほども書いたようにクルド人は独自の国家を持ちません。

この特殊な民族は一体どのようにして生まれたのでしょうか?

クルド人の歴史を見て行きます。

クルド人が歴史に登場するのは7世紀ごろ。この頃からクルド人の居住地域『クルディスタン』は存在していましたが、独自の国家としては存在していませんでした。

彼らは戦闘能力が高かったため、傭兵として重宝されました。

 

13世紀になり、オスマン帝国が形成されると、『クルディスタン』は広大なオスマン帝国の一部として組み込まれます。

 

しかし、第一次世界大戦にオスマン帝国が敗れると、戦勝国によって領土が分断されてしまいます。それにより、各国にまたがって存在していた『クルディスタン』も分断されてしまいました。

これ以降クルド人のコミュニティは分断された状態が続きます。

 

その一方で、トルコやイラクでは人口の増加により分離独立の運動が高まり、クルド人はどんどん肩身の狭い思いを強いられることになります。

 

 

 

 

 

クルド人の伝統

生活様式

クルド人の居住地は主に山岳地帯だったため、その生活様式は基本的には遊牧です。

天然な草、水を求めて羊ややぎといった家畜とともに移動しながら暮らしていました。

 

クルド料理

クルド料理にはヨーグルトを使ったものが多いです。

遊牧民族っぽいですね。

食事中に飲むヨーグルトドリンクや、中に米の入ったヨーグルトスープ(スープというよりリゾット)などなど。

またラハマージュンと呼ばれるナンの上に羊のひき肉を乗せて焼いたピザのようなものも有名です。

日本にもクルド料理のお店は結構あるので、気になる人は一度食べて見ることをオススメします。

 

日本でのクルド人

日本には2000人ほどのクルド人が暮らしていると言われています。

そして驚くことにその6割近くは埼玉県南部に住んでいます。

なぜ埼玉県南部に多いんでしょうか?

この理由に関しては諸説ありますが、1つは埼玉県南部の土地柄が関係しているというものです。

この辺は鋳物産業が盛えた工業の街で、中堅・中小企業が固まっていました。

また、都心へのアクセスも良く、家賃などの生活費も安いため、移住してきた外国人にとってとても住みやすい環境と言えます。

1990年ごろ、たまたま移住してきたクルド人がこの場所を気に入り、その噂を聞いて多くのクルド人が移住してきたと考えられています。