トエリのブログ

東大生トエリです。個人的に興味のある記事を書いていきます。

地方出身者は東大で不利?

地方出身者は東大で不利?
今日はついに東京大学の合格発表の日ですね!

毎年この日になると、本郷キャンパスは受験生や部活・サークルの新歓で賑やかになります。

関東圏在住の人は勿論地方から受けに来た受験生も、掲示板の前で自分の番号と写真を撮る為にわざわざここに訪れます。

彼らの顔は皆喜びと希望に満ち溢れていますが、数ヶ月後には精気を失った姿が想像できますね笑

ところで東京大学の学生は主に2種類に分けられます。

1つ目は有名進学校出身の人。筑駒、灘、開成、麻布とかが有名ですね。

2つ目は地方進学校出身の人です。

有名進学校は毎年何十人、凄い所では百人以上東大合格者が出ます。

すると彼らには東大に入る前からすでに沢山の知り合いが居るわけです。

一方で地方進学校は毎年数人、多くても十人程度しか出ない為、知り合いがほぼ居ない状態で東大にやってくる事になります。

こういった経緯から地方進学校出身者と有名進学校出身者の格差が昔から問題となっていました。

 

そこで今回は、地方出身者と進学校出身者の格差がどれほどのものなのか書いていこうと思います!

 

 

目次

 

地方出身者はなぜ不利と言われてる?

縦・横のつながり

 

まずは地方出身者がなぜ不利と言われているのか、説明して行きましょう。

都内の進学校、例えば開成高校出身の人が東大に入った場合と地方の進学校から入った場合を比べて考えて見ましょう。

開成高校は毎年100名以上の東大合格者を輩出しています。つまり東大に入ると、同じ開成高校出身者が何百人と居るわけです。

一方で地方の進学校からは数名、良くても10人前後しか東大合格者が出ない為、東大に入っても数十人程度しか同高校出身者は居ません。

この同高校出身者により構成されるコミュニティの規模の差、つまり東大内での横と縦のつながりの差が両者間に様々な格差を生み出しているんです。

 

次に具体的にどのような格差が生まれているのか書いて行きます。

 

情報格差

まず一番はこれだと思いますね。快適な大学生活を送る為には、様々な情報を得る必要があります。

例えば教授に関する情報もそのうちの1つですね。

高校生までは基本的に学年の全生徒が同じテストを受けさせられ、一定の採点基準によって成績を付けられてきたと思います。

しかし大学は違います。同じ科目にしても、クラス毎に違う教授が担当し、教授ごとに違うテストと採点基準、評価基準によって成績が付けられます。

全授業出席でテスト対策もそれなりにしたのに70点しかくれない教授も居れば、過去問が毎年ほぼ変わらず、授業に一度も出なくても前日一夜漬けするだけで75点取れてしまうような教授も居ます。

自分のクラスの教授がどの程度厳しいのか、過去問ゲーなのか否かといった情報は、その年以前にその教授の授業を受けたことがある人に聞かないと分かりません。

こういう時に先ほど出てきた大学内での縦・横のつながりが活きてきます。

 

教科書

高校までは学校側が勝手に教科書を配布してくれて、お金も両親がいつの間にか払ってくれていたと思います。

しかし大学になると人それぞれ時間割が異なる為、教科書も個人で購入ということになります。

そんな時縦の繋がりがあれば、先輩から教科書を譲り受けるということが出来ます。

「教科書くらい買っても貰ってもそんな変わらないでしょ?」

って思う人も居るかも知れません。しかし甘く見てはいけません。教科書って意外と高いんです。2000円以上とかザラにありますし、中には3000円超えるものあります。

実家通いならまだしも一人暮らしの人にとっては痛すぎる出費です。

 

バイト

「東大生になれば高時給のカテキョ先選び放題でしょ?」

なんて思ってませんか?

実はそんなことないんです。

例えば、家庭教師案件紹介の仲介業者として「家庭教師友の会」というものがあります。

多分一番東大生が登録してるやつですね。

なんとこれ現役東大生の2人に1人が登録しています。

そうなると高時給の案件があっても競争率がえげつない訳です。

僕なんて登録してから半年経っても1つもゲットできませんでした。(良案件ばっか狙いすぎというのもありますが…。)

しかし縦の繋がりが強いと、先輩からバイト案件を譲り受けることが出来ますし、良案件をゲットするコツなんかも伝授してもらえます。

 

 

友達

有名進学校出身だと同じクラスに大体同校出身者が居ます。(たまに留年した先輩が居ることも笑)

するとそこでまず固まり、それを基盤にグループを広げていきますから友達作りに苦労するということはまずありません。

しかし、地方進学校出身者はクラスに知り合いが居ることはほぼありません。

友達作りに苦労したことがない人なら平気ですが、僕のように消極的なタイプの人は苦労すると思います。

 

SNSの普及による影響

 

ここまで地方出身者と有名進学校出身者の格差について述べてきましたが、最初にも言った通りSNSによってその格差は確実に縮まっています。

この格差を生む原因となった縦・横のつながりの規模の差が、SNSで作られたネット上のつながりにより補間されつつあるからです。

勿論今も有名進学校出身者の方が有利な状況に変わりはないですが、地方進学校出身者がそれが理由で苦労するといったことは少なくなって来ていると感じます。

 

地方出身者は東大で挫折しやすい

 

東大で地方出身者の人に話を聞いていると、地方にいた頃『神童』と呼ばれていたと話す人が多いです。

彼らは地方の無名校にいた頃勉強では敵無し。

また東大に行く人がほぼいない環境で東大を目指すような人は基本的に頑張り屋さんばかりで、運動や美術といった他の分野でもトップクラスの成績を取っていたという人が多いです

そのため彼らの多くは東大に来るまで挫折というものを知りません。

しかし東大に入るとそうは行きません。

勉強も運動もできて、顔は良くて話は面白いみたいなパーフェクトヒューマンがゴロゴロいます。

自分の完全な上位互換の出現にショックで不登校になってしまう人も…。