トエリのブログ

東大生トエリです。個人的に興味のある記事を書いていきます。

感情のコントロール

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僕たちが作業に集中したい時に、邪魔してくるものってありますよね。これらは内的要因外的要因の2つに分けられると思います。

前者は自分の中に存在するもの、後者はそれ以外のものです。

例えば勉強で考えてみましょう。周りのテレビの音、人の話し声のような雑音は外的要因に当たります。一方で自分の中にある欲望や疲れなどは内的要因です。

外的要因というのは自分が環境を変えれば良いだけですから比較的簡単に対処できます。周りがうるさいなら静かな図書館やカフェに行けば良い。

しかし内的要因というのは厄介ですね。自分の中に存在してますから。

自分の中にあるものを排除するというのは簡単ではありません。完全に消し去るということはまず不可能ですから、これらを上手くコントロールしなければなりません。

いわゆる自制心(セルフコントロール)というやつですね。これを上手く出来るかどうかが成長の鍵になる訳ですね。

内的要因として他にも「負の感情」というものがありますよね。

友達と喧嘩したり失恋して落ち込んでいる時に作業なんてしても全く捗りません。

また、せっかく徹夜で用意したプレゼン資料も、本番に緊張してしまって上手く発表できなかったら無駄になってしまいます。

今回は、内的要因のうち、これらの負の感情のコントロールの仕方について書いていこうと思います!

 

 

一般的にやりがちな対処法

 

負の感情のコントロールが苦手な人ってそれを必死に抑えようとします

その多くは

「その感情が邪魔になってるんだから、自分の中に引っ込めないと」

って思ってやっているというよりは、本能的にしている気がします。

邪魔なものを退けるというのは一見合理的な考えに思えますが、こと感情という分野において実は逆効果なんです。

ではどうすれば良いのか?

意外と思うかもしれませんが

「自分が負の感情を抱いているということをしっかり自覚する」

ということが正解なんです。

僕は感情に対して個体的ではなく流動的なイメージを持っています。

 

あなたがある道を通りたいとしましょう。

その道に大きな岩が置いてあり、あなたが通るのを邪魔しています。この場合あなたは岩をどかして、あるいは避けて進むと思います。

次に、その道に急に水が流れ込んできた場合を考えましょう。水があると道がツルツル滑って危険です。この場合、あなたはこの水を全てどかそうと考えますか?おそらくそうは考えませんよね。水は流動的ですから違う場所に移動させても結局また広がってしまいます。

ですから、水を排除するのではなく、新しくできた水で滑りやすい道という環境を利用して適切な通り方を考える必要があります。

今回なら水上バイクなんてどうでしょう?普通に歩くよりも速いかもしれませんね。

 

 

嫌な感情は抑えずに認めろ

 

少し自分の話をしますが、僕は子供の頃から「気持ちを引きづりやすい」「緊張しやすい」といった典型的なメンタル弱者でした。

一回嫌なことがあると、それを半年近く経っても思い出して落ち込む。沢山の人の前で発表する時は、緊張で足が震える。それが恥ずかしくてせっかく覚えた原稿も頭からとんでしまう。

そんな自分が情けなくて変えたいと思っていました。

しかしある日、とあることに気付きました。

それは社会のレポートの発表日。僕の発表は次の番。それが近付くにつれて心臓はドンドンバクバクしていきます。

耐えきれず、隣の人に

「発表嫌だなー。俺緊張すると足が震えちゃうんだよね…。」

と不安を漏らしてしまいました。

そしてついに僕の番。

(いつも通り足が震えちゃうんだろうな〜。ダサいなあ。)

と思って発表を始めると、暫くしてあることに気付きました。

「足が震えてない?」

いつもみたいに汗もかいてないし、心臓も落ち着いている。発表もスラスラ言えた。

その夜、「なんで今回は緊張しなかったんだろう?」と考えることにしました。

いつもと今回で何が違うのか。暫くして結論が出ました。

発表前に自分の事を客観視してた。」

緊張している自分を別の人間として眺める事で、自分が緊張している事を認めつつ、その自分を別の人間だと思うことが出来ていたんですね。

これ以降、僕は発表で足が震える事はなくなりました。

たまに発表の冒頭で「めっちゃ緊張してる笑」と足を大げさに震えさせる事で笑いを取るなんて余裕まで見せられるようになりました。

 

これは緊張だけでなく、落ち込んだ時の暗い気持ちにも応用することが出来ます。

どこからとなく沸き上がってくる暗い気持ちを無理矢理抑えようとするのではなく、そんな自分を頭の中で想像して

「こいつメッチャ落ち込んでるやん笑」

と少し離れた所から見てあげましょう。

 そうすれば自分の中にあったはずの重く暗い何かがいつの間にか無くなっているはずです。