ひいろのブログ

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今年(2020年)浪人したらどうなる?

2020年(今年)に浪人したらどうなる?

 

数年前にセンター試験廃止が発表され、いよいよ来年2020年を最後としてセンター試験は終わりを向かえます。そして代わりに「大学入学共通テスト」というものが新たに始まります。(呼びにくい名前ですね…)

 

つまり今年の受験生がもし浪人した場合、次の年からまったく異なる試験を受けさせられる事になってしまうんですね…。(僕は関係無くて良かった〜笑)

 

では今回はこの大学入学共通テストは一体どのようなものなのか、また今年浪人してしまった場合、現役生に比べて不利なのかどうか書いて行こうと思います!

 

 

 

大学入学共通テストって何?

2021年から実施される大学入学共通テストですが皆さんの良く知るセンター試験とどう違うのでしょうか?

 

最大の違いは記述式問題の出現です。最初は国語と数学に追加され、24年度からは理科、地歴、公民でも追加が検討されています。

これに伴い国語は20分程度、数学は10分程度試験時間が伸びるとされています。

 

また英語は従来の共通テスト以外にも英検やTOEFL、TOEICなどの民間の資格・検定試験を共通テストとして認定するとされています。(新テスト開始から4年間で共通テストは廃止される予定)

英語の試験改革の狙いとして、受験生の「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を評価したいということが言われています。

しかし、この4技能を公正に評価するには従来のような大掛かりな共通テストだと難しいため、民間の資格・検定試験に委託しようと考えたんですかね。

 

試験範囲についてはセンター試験と変わらないようです。

 

他の細かな変化としては、試行調査において数学では文化祭でのTシャツ販売、観光客の消費額などの問題が出題されたり、国語では自治体の文書や契約書が出されたりと、従来の「数学的」な問題や「国語的」な問題とは異なる、日常的な出来事に関連した問題が出題されるようです。

おそらくこれは日常的な出来事に学問を応用できる事を示す事で、学問の有用性を学生に再確認させる狙いがあるんでしょうね。

 

この変化は浪人生にとって不利なのか?

まずは試験の変化によってどういう影響を受けるかどうか考えてみましょう。

 

試験範囲は変わりませんからこの点において浪人生はプラス1年以上勉強しているので有利ですね。

 

記述問題の追加ですが、大学の個別試験はほとんど記述式です。浪人生は記述式の問題演習も現役生よりやっているはずなのでこの点でも有利と言えます。

 

そして、英語が資格・検定試験に置き換わるということですが、結局最初の4年は共通テストも実施されます。

そのため志望する大学側がどちらも一次試験として採用するとしたら、共通テストを選べば良い訳ですから浪人生が不利ということはないでしょう。

 

しかし、もし大学側が資格・検定試験のみを採用するという方針を取った場合、現役生は高3までにその資格や検定を取っているはずです。彼らは自分らの代から試験制度が変わる事を予め分かっているはずなので。

一方で浪人生側は浪人中にそれらを取る必要がありますから、この点では僅かに不利と言えるかもしれません。

 

 

最後にその他の細かな変化ですが、題材が変わったというだけで学生に求められている本質的な能力に違いはないので、これによる影響は小さいと考えられます。

 

 

結論として今回の入試制度変化によって浪人生が現役生に対して不利を被るということは考えにくいですね。

 

ですから今年受験する人たちには「来年から入試制度が変わるから落ちたら終わりだ…。」なんて変にプレッシャーを感じる事なく、「最後のセンター試験だから楽しもう!」くらいの気持ちで頑張って欲しいですね!